子が障害児、離婚したいけどできない。どうしたらいい? 

家族関係

子が障害児、離婚したいけどできない。どうしたらいい?

子の障害特性にあった対応してよ

なんでもっと協力してくれないの?

お前が甘やかしすぎなんじゃなんだ。

ダメなことはもっときつくダメって叱らないからじゃないのか?

あなたはちっともわかってない!

ダメって言われてやめるなら困らないわよ

俺にはよくわからないよ

子も育てないといけないのにあなたまで育ててられないわよ。

もう離婚したほうが子のためになるのかしら

我が家の離婚前の会話です。

今回は、離婚したいけどどうしたらいい?

というテーマでお送りいたします。

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結論

1.夫・妻に考え方・行動を改めてもらう
2. 自分が変わる
3. とにかく別居してみる
4.なにもかも諦めて現状維持

この4点が現実的な項目となるでしょう。

特殊事例をご紹介します。

5.再婚

稀に障害児を抱えての離婚→再婚という方もいらっしゃいます。

うまくいっているように見える家庭もあります。

実際はその家庭の張本人の立場にならないとわかりかねますが。

あなたは、他人の子かつ障害児を一人前に育てきる自信がありますか?

もしくは生涯その子の人生を無条件に応援・サポートする自信がありますか?

私にはありません。腹を痛めて産んだ我が子でも大変なのに・・・。

 

上記の理由から

4番と5番を除く1から3つの項目について深堀りしていきます。

 

 

1.夫または妻に考え方・行動を改めてもらう

離婚したい理由を書き出してみる

我が家の場合

子への高圧的態度
子の障害特性に合わせて対応しない
家事の協力ゼロ
家にいる間はスマホしかしない
金銭感覚の違い(浪費ぐせ)

これらが大きな離婚したい理由でした。

療育関係機関に行くのはいつも私。

私の知識は増えていきますが、元夫の知識量は変わらず。

そこへ対応方法を変えた私への

「甘やかしてるだけ」という認識。

その上家事をやるわけでもない。

金銭的にもカツカツでした。

カツカツどころか、正直マイナスでした。

周りからも離婚した方がいいのでは?

とよく言われていました。

なんでこの人と結婚したんだろう

毎日自問自答していました。

我慢の限界を迎え、離婚。

まだ下の子は1歳でした。

 

書き出した理由に対処方法を書き込む

〇我が家の場合

・子への高圧的態度

→療育の面談に同席させる

・子の障害特性に合わせて対応しない

→療育の面談に同席させる

・家事の協力ゼロ

→「私これをやるからこっちお願い」 と下手に出てお願いしてみる

・家にいる間はスマホしかしない

→「見てみて、子が~~だよ」と巻き込んでいける声掛けをする

・金銭感覚の違い(浪費ぐせ)

→給料明細を死守する+キャッシュカードを管理する

ちなみに我が家の場合はキャッシュカードを管理しようとしても、お給料が入った分全額余すことなく引き落としされていたので無意味でした。

このように書き込んでいき、一つずつできることを追及していきました。

実際できたことは

療育的アプローチの参加・協力と家事の参加・協力です。

子への態度に対しての働きかけは成功し

今では高圧的態度をとることはなくなりました。

おそらく、全てを解決することは困難ですし

無理だと心した方が精神安定上良いかと思います。

 

やはり相手に変化を求めるのはかなり時間がかかります。

かつ精神的なダメージも多いです。

 

2.自分が変わる

ここでも、書き出した離婚したい理由を使用していきます。

・子への高圧的態度
→荒れてる子と夫との距離を物理的に離す(部屋を変えるなど)
→私が注意するから、子に寄り添ってほしいと伝える(役割分担)
・子の障害特性に合わせて対応しない
→私が注意するから、子に寄り添ってほしいと伝える(役割分担)
→「甘やかし」と言われないようにぐうの音も出ないほどの知識を得る・資格をとる。
・家事の協力ゼロ
→私がこれをやるからあなたはこれをお願いと伝える(役割分担)やるまで絶対にこちらはやらない
→家族そろった時に子にも夫にもできることは自分でやってほしいと伝える。(私は死んだらあなたたちのご飯は作れないなど現実的な内容を)
・家にいる間はスマホしかしない
→「子がこれに困っている。だからお願い手伝って」などと明確にしてほしいことを伝えていく
→日常生活に巻き込んでいける声掛けの工夫をする
・金銭感覚の違い(浪費ぐせ)
→経済的自立を図る(本業・副業・投資)
→相手に自分の財産・資産を悟られないようにする(搾取防止)

これら全て、実際に私が行ったことです。

正直、自分が変わる方が早く、ダメージが少なく済むと感じました。

3. とにかく別居してみる

私の場合は離婚したため、必然的に別居になりました。

相手と距離がとれることはとてもいいことです。

自分が思ったように邪魔されることなく物事を進めることができます。

その代わり、全責任は自分に降りかかってくるため、一人で背負わなければなりません。

子がパニックで人の物を壊してしまったり、

よそ見をしていて事故をおこしてしまっても

弁償・謝罪・・・全て一人で行います。

また、きょうだい児が小さい場合は、

それら全ての謝罪や手続きに付き合わせてしまうことになるのです。

デメリット

別居の一番のデメリットは「経済的負担」です。

もともと金銭感覚にだらしがない配偶者であった場合は、

一人親の援助や控除があった方が余裕が出る場合もあります。

ただ、正社員で働いていればすぐに全額支給は難しくなりますし、

病気の時や、行事ごとで休んだりすると、収入は減ってしまいます。

金銭的に余裕がないと、心の余裕もなくなるので

親子でストレスがかかるようになってしまいます。

メリット

上記の反対に、メリットというとこれ一択です。

「夫婦間の問題からくるストレスの軽減」

私は離婚当初は、こんなに幸せなことはないと感じました。

せっかく勉強してきた療育・対応方法を邪魔されることもない

浪費による支払いに毎月追われなくても済む

必死で家事・育児・仕事をこなしている自分の視界に楽しそうにスマホをいじっている大人がいない

こんなところでしょうか。

上記3点を踏まえて

ここまで読んでいただいた上で

どのように思いましたか?

やはり、全てが簡単なことではなく

全てが難しく、複雑だと思います。

本当に解決方法はあるのか?

不安になりますね。

 

子の視点で考える

ここで一度思い出してほしいのです。

大変・つらいと思っているのは私です。

それでは、子は???

子が「あんなママ・パパいらない」

というようであれば距離をとって生活する経験を

一度はしてみてもいいかもしれません。

暴力をしてくる夫や妻の場合はすぐに離れるべきです。

我が家の場合は、私が視界にいれたくないほどになってしまった前夫でも

子からしてみたら大事なパパ・父親だったようです。

怖かったけど、パパも家族の一員。

「一緒に居たかった。」と思っていたようです。

つい最近、成長して感情を伝えることが上手になった子供たちが教えてくれました。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました。

いかがでしたでしょうか?

それぞれの立場の目線に立って物事をとらえる事

書き出すことで視覚的に情報分析をする事

出来る事出来ない事の視覚化

まずそこから始めてみていただきたいです。

そしてできる事をピックアップして

ハードルが低いものから行動していきましょう。

 

 

 

 

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